回復施設へ無事につながりました
こちらのブログでも書かせて頂きましたが、五月末にドタバタ劇の末、無事お母さんが病院につなげた息子さんですが、昨日回復施設へ新たに繋がりました。
本人が苦しくなって、仕事も行けなくなって、生活も乱れ幻聴も聞こえて・・・
お母さんは当然取り乱します。
でも、家族会の仲間やダルクの方の助言で病院に自力で入院させることが出来ました。
私はずっとかかわってきましたが、「母は強し!」の一言でしたね。
ご主人は三人の子供達が幼いころに病気で亡くなっているので、今回のエネルギーは天から御主人の力も動いたのかも?
そんなことも感じました。
病院に無事繋がっても、親はホッとするのもつかの間ですね。
世間では親元に戻って家族が見守るのが常識だと言われそうですが、最初は皆さんそのようにしてきました。
ただ、それを繰り返しているうちに、家族の元でなんとかしようとしても、どうにもならない壁にぶつかります。
家族っておバカちゃん(ごめんなさい)なのか?辛抱強いのか?お節介が好きなのか?
無駄に頑張ってしまうのか?
勿論、私も同様ですが、このようなことを繰り返してしまいますね。
それでも家族会に通っているうちに、正しい意味で「治療」とか、「回復」とかの意味が少しずつわかってきます。
そして病院での治療の次は回復施設への繋げが大事なことも理解できるようになっていきます。
今回の息子さんは以前の病院入院後、回復施設には繋がりましたが一週間くらいで本人の希望で退所しました。
退所後は約一年は自活して働いていましたが。。。現在に至ります。
これもよくある話で想定内です。。。なんて書くと偉そうですが、何年か経つと「あの時は時期が早かった」「本人の気持ちがまだ落ち着いて考えられなかった」
だんだん親も落ち着いて考えられるようになります。
「大丈夫、大丈夫、また次のチャンスがくるので」
先行く仲間は暢気に励ましているように聞こえるかもしれませんが、このような経験は経験しているから言える言葉です。
そして今回のチャンスがきました。
病院の面会の際に「自宅では一緒に暮らせない」「回復施設で頑張ってほしい」
しっかり伝えてありましたので、今回は息子さん本人が病院のケースワーカーさんと某回復施設の施設長さんと相談した結果、退院後は某回復施設に行くことが決定しました。
先月の家族会でそのような話題がでたので、皆さんで意見を出し合って、本人が決めた事なので賛成して見守りましょう~となりました。
自分で決めた行き先ですし、回復施設の方二名が病院に迎えに来て下さり、実家で荷物を運びこんで行ったそうです。
お母さんも見守るなかので事なので、納得されたそうです。
今日で新しい暮らし二日目を迎えていると思いますが、彼が考えて選んだ道なので、焦らずに自分を取り戻す為の時間を過ごしてもらいたいと思います。
彼の新しい人生を祈ります。