やっかれん総会、フォーラム

本日、川崎総合自治会館で行われました。


ビリーブ家族会から4名の参加です。


フォーラムの基調講演は国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 薬物依存研究ブ 部長 松本俊彦先生です。
治療の大切さ、タイミング等も勉強になります。
スライドを使って、松本先生らしくワールド全開でした!


パネルディスカッションもあり、それぞれの立場からの発言に聞き入りました。


当事者の体験談は川崎ダルク施設長のお話で、初めて聞かせて頂いたので新鮮でした。


そして家族が何よりも楽しみであり、真剣に聞くのは、家族の体験談ではないでしょうか。


あるお父さんが息子さんの話をされました。
家族会に繋がっている仲間ならば誰でもが「うん、うん、そうだよね、それもあるよね」
みたいな感じですが、回復施設や病院に繋がるまでの辛くて長い闘いや、辛抱、悲しみがまるで見ていたかのように聞こえてきました。


やっとつながっても、また戻ってくる。
戻ってきても居場所がないから、またどこかへ行ってしまう


この繰り返しが家族にとっては天国から地獄へと落されるが如くに苦しめられます。
それでも家族は本人の回復を祈り、ぐっと我慢を重ねて耐えます。


そしていつの日か。。。回復が少しずつ始まります。


誰でもが通る道ですが、それぞれに状況も違うので新たなドラマと感動があります。


今回ビリーブから参加されたご夫婦も、なかなか回復施設や病院に繋がっても入退院を繰り返し、また自宅に戻ってくるというサイクルから抜け出せない息子さんに頭を抱えていらっしゃいます。
きっと今日の家族の体験談はとても参考になり、自分たちにも本人にも未来があることを感じられたと思います。


いつも消極的なお母さんが積極的に松本先生とお話をされていた姿を見て、「あ!この家族きっと変わって行く!」と私は感じました。


勿論、一喜一憂ではありますが、親が変わる瞬間みたいなものを感じました。


お昼は見知らぬ同士4人でランチを食べ、勿論おしゃべりのオカズは薬談話です。


フォーラムも盛況に終わり、帰りは今日初めてお会いした仲間と一緒に帰りました。


不思議ですね、初対面でもずっと知り合いだったかのように会話が弾みます。


皆様、お疲れ様でした。


今年参加出来なかった方は、是非来年はご参加くださいね。


必ず心の手土産を頂くことが出来ます。

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