同居家族 別居家族

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家族会に参加されている方には当事者本人との同居というケースがあります。
よほど大きな家でない限り、本人との同居は良くも悪くも気になる事です。


本人の行動を親として把握し日々観察していたいという意味では、別居より同居の方が
有利?
便利?
安心?


本人の年齢関係なく衣食住を親として本人にやってやりたい!という意味でも同居は
ベスト?
当たり前の事?
親の役目?


それぞれの家庭の事情や金銭的な問題もあるので、一概に同居がいいとか別居がいいとかは言えませんが、同居の場合は四六時中本人の動きが目に入り、その行動に対して親としての意見を発してしまうケースが多々あります。


本人が出かける前は・・・


「どこへ行くの?」
「何時に帰ってくるの?」
「夕飯は家で食べるの?」
「誰と出かけるの?」
「お金はあるの?」


本人が帰ってくると・・・


「どこへ行っていたの?」
「帰りが遅くない?」
「夕飯はどうしたの?」
「誰と一緒だったの?」
「お金はどうしたの?」


という具合に干渉しまくり、気になって気になって仕方がないことを尋問のように質問してしまうでしょう。
当然のことですが本人が出かけている間は心配やら不安やら良からぬ詮索で頭がグルグルしてしまいます。
昼間の外出は多少は不安は少なめですが、夜の外出で零時を回るとなると完全に親は頭がイカレテしまい、玄関の前で待つか、はたまた道路で仁王立ちで何時間も見張っているか。


特に薬物問題が発覚して数年は然りです。
何十年も親が薬物の問題を勉強し、家族会等の参加で学びがあれば、あの時は自分が本人に振り回されていたことに気づきますが、どうしていいかわからず「親としてこうあるべき」
な時期は本人からすると大きなお世話時期でしかありませんね。


でも、これは薬物問題を抱える親ならば通る道です。
最初から物わかりの良く、ビシッと問題を解決できる親はいません。
どうしていいかわからなく、何が良いのかわからないからこそ家族会への継続参加は大事だと思います。


家族会に参加したからと言って「答え」みたいなものはありません。
毎月行われる家族会の参加メンバーも多少は入れ替わりがあり、数年ぶりに参加される場合もあります。
同じ家族でも本人との関係性や状況が変わっていることもあります。
その都度問題が発生したり、ここのところは安定している状況だったり様々です。
そんな仲間の話を聞き、自分や本人の変化している状況を話すことが何年、何十年後に自分自身が回復に向かっている実感を味わえます。


しかし、自分の回復が良好でも、本人の回復が必ずしも良好とは限りません。
比例したり反比例したり一喜一憂なものです。
でも自分の回復が本人の回復にきっと繋がりますので!


最初の本題からそれましたが、「同居 別居」問題は重要なことのように感じます。
命に関わる場合もありますので慎重になりますが、本人との距離という点では今一度家族でよく話し合ってみるのも必要だと思います。


と、色々えらそうに書きましたが、未だに心配性な母親から脱出できていません。
十数年前から比べると顕著に本人の回復がありますので、現在は私自身の身体や心のケアーをすることが出来ています。


感謝です。

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