今時のジム 子ども教室

地元のジムではトレーニングの他に様々な教室を開催しています。
ヨガ、トランポリン、ズンバ等大人向けの教室もあれば、子供向けの教室もあります。


子供教室ではマット運動、跳び箱、トランポリン、その他基礎体操があるようです。
ある日の事、子どもが奇声を発して走り回っている姿を見ました。
今日の教室は賑やかだな~と思って見ていましたが、後でスタッフに聞いたところ発達障害の子どものクラスを作っているそうです。


先天性の身体の障害を持つ子どもや様々な発達障害の子どもたちに特化し、通常の子どもクラスと分けて親も子どもも受けやすいようにとの事です。


自由に飛び回り、先生も昔の軍隊(ちょっと表現が古すぎかな)のような縛りは全くありません。
でも規律はきちんと教えているようです。


その中でもとびきりトランポリンを2メートルくらい高く飛び続けている男の子がいました。
スタッフに聞くとその男の子はトランポリンを高く飛んでいるという感覚や意識ではなくて、トランポリンが勝手に跳ねるから飛んでいるという感覚だそうです。
だから怖がらずに天高く飛び続けることができるそうです。


なるほどな~と自分なりに納得です。
楽しそうに自信満々でトランポリンを飛び続ける横で、ご両親は嬉しそうに見守っていました。


30年以上前には発達障害という言葉はまだ聞き覚えが薄くて、学校でも家庭でもどう対処していけば良いか明確な情報は少なかったと思います。
小学校の先生に発達障害かも知れない・・・ということを先生から言われた家族もいますが、では具体的にどうしたらいいのか?何をすべきなのか?病院を受診するのか?
地区によってもバラバラな状況だったと思います。
心の隅で気になっていたけど、そのまま時が過ぎてしまって今更ではありますが本人の薬物依存症がわかり家族会につながって勉強することによって、今思えば発達障害の現れだったことに気が付きます。


我が家も然りです。


親の思う「普通」って、子どもからすれば「普通って何?」
子どもの思う「普通」って、親からすれば「それ普通ではないよ」


元を辿れば自分自身が偉くもなく、時間的にも精神的にも余裕のない状況で子どもを育てているつもりになっていて、何度かサインを出してくれていた本人に気が付かなかった部分と、気が付いていたけどスルーしてしまった自分を反省。


今更だけど家族会で学ぶことで気づきがあり、心の中で「ごめんね」と言っている自分がいます。
でもね、「お母さんもしんどかったのよ」と心の中で弱音もはきます。


時々だけど「頑張ったね」と自分自身を褒めることが出来るようになったこの頃です。

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