切ない事件

ここ最近、未成年の殺人や自殺のニュースが連続し、心が切なくなります。


報道での情報を見る限りでは、それぞれのご家庭に複雑な事情があり、大変な状況だったと思います。


少なからず薬物依存症者を抱える家族は、我が家も他人事ではない・・・と思うご家族もいらっしゃると思います。
私も理由や状況は違っても、親と子のどちらかがこのような結末を迎えていたかも?


ギリギリのところで命を落したり、危害をあたえることに発展しなかった・・・
と、振り返る時期もあります。


それでも現在は親子共々生きている事実は有ります。


どんな形でも生き続けて欲しい!と思うようになるのは、おそらく家族会等に繋がって親が学び続けていく過程で親自身の本心が見えてくると思います。


本人がドタバタして警察沙汰、借金、刑務所、入院が続いている状況では、親も考えてはいけない結末や結論をよぎらせてしまう方も数知れずいらっしゃいます。


自分も含めて本人の人生の道のりを無かったことにしたい!
あの子さえいなければ他の兄妹兄弟が犠牲にならなかったのでは?
こんなに世間に顔向けが出来ないのは辛すぎる!
あんな事さえなければ今頃は違った人生があったのではないか?


あの子さえいなければ・・・


これはけして大げさでもなく、妄想ではありません。
家族会等で学べば学ぶほど深く考えることです。


でも、そんなことを考えてしまうご自身をけして責めないで下さい。
むしろ、正直に辛い時の気持ちを話せる場や仲間を見つけて下さい。


私はビリーブ家族会が心の中を正直にはき出せる場所であることを望み続けます。

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