ダルクは中間施設

あるご家族の息子さんが長い間ダルクのスタッフとして日々過ごしていましたが、退寮されたようです。


正直なところ、家族にとっては寝耳に水だったようです。
お話を聞いた私も然りです。


家族って自分の事ではないのに、状況が変わると焦ります。


どうして?
何かあったの?


?マークが頭の中をグルグルと回り続けますが、これは本人が決めたことなので理解するのは無理ですね。
でも・・・原因追及を勝手にしてしまいます。


本人の問題は本人の考えることであって、家族はジタバタしても仕方がない!
こう言ってしまうのは容易いことですが、
人として
家族として
親として
どうにかしようとしてしまいますね。
家族にとっては突然やってきた緊急事態!的な動揺は隠せません。


東関東の某ダルク施設長さんがダルクは中間施設で通過地点であって、最終地点ではないとおっしゃったそうです。


なるほどなるほど。
ダルクに入寮して、その後は職員として仲間を最後までサポートするのも良いですが、ある時期を境に退寮する人生も良い事だと思います。


ただ、家族としては動揺してしまうものです。
心の奥では予期していても現実がやってくると。。。もう大変!


家族としては、このような時に慌てないことですね。
本人が話を聞いて欲しいと言えば、じっくりと聞いてあげる。
本人が事情等を言わなければ、時が来るまで待つ事。


なかなか落ち着けない・・・不安が消えない・・・心配心配心配・・・


家族会で仲間に聞いてもらうことが何よりの安心になると思います。
そのような家族会に参加出来ていることに感謝します。


なかなか時間や仕事の都合で家族会に参加できない方々がいらっしゃいますが、自分一人で考えて問題を抱えないで、できるだけ都合をつけて家族会に継続参加されることを考えて下さい。
きっと仲間が支えになっていきますから。

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