辛さはいつまで続くの?

先日少し毒を吐きだしてしまったので、ちょっと続きを書かせて頂きます。


私が親の不仲を意識したのは小学校1年生の春です。
何故そこまで鮮明に期日を覚えているかといいますと、小学校入学して直ぐに黄色い帽子と黄色横断歩道を渡る時の旗を渡されました。
その旗に紐をつけるという作業を親がしますが、その件でどちらがつけるかという理由で両親が喧嘩しているのを襖の隙間から聞こえ、見えてしまいました。


私のことで喧嘩している?
私のことが嫌いなのか?
私が悪いことをしたのか?


きっとどうでもいいことだったのかも知れませんが、私にとっては初めて記憶に残る光景でした。
おそらく翌日の朝には旗に紐がついていたと思いますが、私にとっては自分の存在そのもがダメなのか?と自分に対しての罪悪感みたいなものが芽生えたと思います。


それからは両親の喧嘩が絶えないのは、いつも自分のことで言い争っていると思うようになりました。
父親とは会話を交わした記憶は無く、母はいつも不機嫌で怒ってばかり。


でも、「自分が悪いのだから・・・」みたいなことを思い込み、じっとじっと静かにしていたような気がします。


両親としては不仲の理由が私以外のことで合ったに違いありませんが、小学生の私にはまったく理解できるはずもありません。


でも、


あのことかな?
このことかな?
なんのことかな?


いつもいつも心の中で理由探しをして育ちました。


このように支配されて育った私は、自分が家庭を持って今度は自分が家族を支配しようとすることを、家族会に入ってからの気づきです。


気付くということは、私にとっては辛いことでもあります。
でも知らないで人生が終わるのは、あの世に行ってから辛いのでしょうか?


やはりこんなことを真剣に考えてしまうこと自体が、私はまだ支配から逃れていないのでしょうね。

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