生きていれば必ず迷うことがあります。
薬物問題を抱えた私は息をするのも苦しくなり、自分が責任を感じて生きていていいのか疑問に感じ、まともに食事が出来ずいっきに老婆になりました。
あれから10年。
薬物依存症は回復する!このことを信じて家族会に参加しています。
ビリーブの意味は「信じる」です。
そして私のラインの名前も「信じる」の意味をもつ名にしました。
生きていれば必ず迷うことがあります。
薬物問題を抱えた私は息をするのも苦しくなり、自分が責任を感じて生きていていいのか疑問に感じ、まともに食事が出来ずいっきに老婆になりました。
あれから10年。
薬物依存症は回復する!このことを信じて家族会に参加しています。
ビリーブの意味は「信じる」です。
そして私のラインの名前も「信じる」の意味をもつ名にしました。
こんばんは。
昨日のブログに書き忘れたことがあります。
相談に行った箇所で病院がありました。
勿論本人は一緒に行きませんでしたが、夫婦のみで相談しました。
「どうしたら治るのでしょうか?」
「狂ってしまったのでしょうか?」
「どうしたら本人を入院させることが出来ますか?」
必死で訪ねたわりには、何を相談したのか記憶が曖昧ですが、たぶんこんな質問をしたと思います。
静岡県内の薬物とアルコール専門の病院です。
入院患者さんはお揃い上下白い服を着ています。
グランドでは何周も何周も走っている人もいれば、一歩一歩が大変そうに歩いている人もいます。
まったく動くことが出来ず車椅子でいる人もいました。
患者さん達の姿を見て、我が子の未来に希望が持てないのが率直な感想でした。
うちの子はまだ若い!あの人たちとは違う!
と自分に言い聞かせながらも、うちの子も入院すると同じ姿?
何年も経ってわかってきたことですが、この時に私たち夫婦は本人のばら撒く病気にふりまわされて、共依存という病にかかっていました。
本人の薬物問題が発覚する前から、過干渉だったり、お節介だったり、心配ばかりしていたと思います。
一番問題だったのは親でした。
ここ一か月、家族会に相談の電話が数本ありました。
もしかしてメディアで芸能人や有名人が薬物で逮捕されているから?
毎年春ごろは心が落ち着かないのか?相談電話は多いです。
思い起こせば我が家の息子がダルクに繋がったのもゴールデンウイークが始まる頃でした。
我が家の場合は息子の薬物問題に気が付いて相談したのは地元の「保健センター」「警察」「家族会」「ダルク」。
おそらく困っているご家族は最初は家族の中で何とかなると信じて本人を監視したり怒ったりしたことでしょう。
そしていよいよどうにもならなくなると、このどこかに相談された方が多いと思います。
最初はどこに相談してもよいと思います。
大事なのは勇気をだして家族が困っていることを声をだして相談することだと思います。
相談するまでに10年かかった家族もいます。
ある日突然逮捕されてしまって慌ててすぐに相談する家族もいます。
薬物を使っている本人がどれほど困っていたり、辛かったり、痛かったり、死にたかったりしてるのかは家族にはわかりません。
しかし家族は自分がどれほど辛いかはわかると思います。
まずは自分の困っていることを自分自身の為に伝えることが大切だと思います。
ビリーブ家族会では、当日家族会会場に来て頂いても大丈夫ですが、もしも参加することを躊躇されている場合は、電話でもご相談下さい。
浜松:090-6610-0459
静岡:090-6073-2013
三島:080-9420-8551
いずれも家族会員が電話にでますが、それぞれ自分の仕事を持っていますので、出られない場合は折り返しお電話するか、お掛け直してください。
この一歩が本人の回復に必ずつながります。
静岡県から発信しています「薬物依存症を考える家族の会」ビリーブです。
静岡は横に広い県ですが、浜松市2会場、静岡市2会場、三島市1会場で毎月5回それぞれの開場で家族会を開いています。
このブログでは、家族会の仲間と参加したダルクのイベント、各家族会のイベント等の報告や、薬物依存症について色々発信していきます。
同じ悩みを抱えている仲間、まだ誰にも相談できず家族の中だけで戦っている人たちの目にとまればと思います。