明日は静岡合同家族会の日です

こんばんは。


今日は春から夏へと向かう気温の変化を感じました。


明日もお天気が良さそうですが、静岡市もくせい会館で行われる「ビリーブ静岡合同家族会」を開催します。


時間は午後1時から5時です。無料駐車場もありますし、静岡駅からもバスが出ていますのでご利用下さい。


時間は遅れてきても大丈夫ですし、早めに帰られても大丈夫です。


先月は2組の新しい参加者がいらっしゃいましたが、今月もご参加されるといいな~と思っています。


ご家族に薬物の問題があり、ずっと誰にも言えなかったり、参加することにより通報されたらどうしよう?


そんな心配は無用です。秘密厳守ですから。


是非ともご参加くださいね。

ビリーブ三島家族会報告

こんばんは。


昨夜は三島家族会でした。


先日電話で相談があった方が初参加されました!
電話では色々話され、色々質問もされるかたはいらっしゃいますが、実際に家族会に参加される方は数パーセントです。


一度電話でお話して、お会いしてお話を聞いて家族会の説明も多少は出来ていたので、私が見た感想ではスムーズに会場入りされました。


内容はここに掲載できませんが、昨日の三島家族会はフルメンバー参加でしたので、それぞれの自己紹介や諸事情をじっくりお話することができました。


本人の薬物依存という病気を治すことは私たちにはできませんが、参加された方の元気を取り戻すことは一緒にできます。


とにかく昨日は嬉しい家族会でした。


ご参加された方々、お疲れ様でした。

5月の家族会状況

やっと世間ではゴールデンウイークも終わり、ダルクも日常業務に戻ったと思います。


今月のビリーブ家族会の日程です。


5月4日 浜松
5月8日 三島
5月11日 静岡合同
5月18日 浜松
5月25日 静岡


そして明日は三島家族会開催です。
三島市生涯学習センターの5階です。
部屋のドア部分に「ビリーブ家族会」とシールを貼ってありますのでお入り下さい。
都合で遅れてきても、早退しても大丈夫です。


立体駐車場があります、チケットを受け付けで渡すと1時間無料になります。


休憩時間にはオヤツタイム有りです。


ではお待ちしております。

「どうしよう?」から抜け出して!

刑務所から出所したり、留置場から保釈されて一度は親元に帰ってくることがありますね。
親としてへ複雑な気持ちになることがあります。


「また薬物を使用したらどうしよう?」


「どこかへ行ってしまって連絡が取れなくなったらどうしよう?」


「家で暴れたらどうしよう?」


「悪そうな友達が訪ねてきたらどうしよう?」


親の頭の中では、まだ起こっていないことを悪い方に考えてしまいがちです。


その反面で、この子は親の元にいなければ住むところもないし、食事も出来ないし、もっとエスカレートすると生きていけないから可哀そうと考えてしまったり。


そして、小遣いをあげたり、洗濯をしてあげたり、三度三度の食事の世話をしてあげたり。
我が家の場合は気分転換と称して、家族でドライブにまで連れて行ったりしました。
なんと、何を思ったか記念撮影までしていました。
その時の写真が出てきましたが、誰一人笑顔はなく、表情も乏しく、残念な感じです。


その時は良かれと思ってした行動ですが、お金を渡す必要もないし、掃除・洗濯・食事の支度は自分で出来ることですね。


こうして家族は現実を冷静に受け止めることができず、妙に「親として今やってあげること!」と勘違い行動をしてしまいがちです。


まして初犯となれば親も子も初めての経験で、本人はその時にどう感じたかはわかりませんが、少なくとも親は 天地がひっくり返る! 奈落の底へ落された! 世も末だ!
大げさではなく、一瞬にして頭の中がグルグル回ります。


今だからこそ冷静に当時のことを思い出してブログを綴っていますが、私たち夫婦も典型的な子離れできない共依存の強い夫婦でした。


今でも共依存が邪魔して、「またお節介やっちゃった」、「また余計なこと言っちゃった」。そんなことは多々ありますが、当時よりは減ってきたと思いたいです。


親の「共依存」という病は厄介でなかなか回復しませんが、本人は回復施設に繋がり仲間と共に生活していけば、親より回復が早いと思います。


親はなかなか「どうしよう?」から抜け出せず、誰にも言えず相談も出来ず何年も年月が経ってしまうことが少なくありません。
それでも運よく薬物使用がばれなかったり、つかまらなければ日々は過ぎていくでしょう。
しかしそれは本人に対しても自分自身にも無駄でもったいない時間です。


何度も書きますが、家族会に参加して親の回復の道を共に歩みましょう~

逮捕されたら

自分の息子が薬物で逮捕され、警察に留置された時のことです。


初めての逮捕だったので、現実を受け止めきれず「夢かもしれない?」と思うこともあれば、こんなことになってしまってどうしよう?


もう親の力でどうにもならない事なのに、自分の職場にも連絡して仕事を辞めるしかないと真剣に思いました。


「おはようございます。社長申し訳ございませんが息子が逮捕されたので私は会社を退職させて頂きます。ご迷惑をおかけしてすいません」


このような内容の電話を夫婦そろってそれぞれの職場にかけました。
そして電話機の前に正座して、ひたすら見えるはずのない電話の相手に頭を下げ続けました。


自分たちの息子の犯罪を自分がしてしまったように責任を感じ、早々にお詫びをしたってことですね。


人生において「薬物」「逮捕」「連行」「留置場」。。。


本人を含め家族全員の人生が終わった。。。そう思ったような記憶があります。


とても家族だけでは解決方法もわからず、この先どうなっていくのか不安だらけです。


泣いてばかりでも解決しません。
ご飯がのどを通らず痩せて体力を落としても無力です。
自分を責めて親が警察に謝りに行っても刑は軽くなりません。


平成30年の静岡県内薬物逮捕総数(覚せい剤、大麻、麻薬、指定薬物含む)は419名です。
静岡県内だけでも一日に1人以上のレベルで逮捕されています。
そしてご家族は苦しまれます。


どうか家族会に参加して、まず自分自身が学んで回復していくことが本人の回復に繋がることを知って下さいね。