ダルク訪問

昨日は二組のご家族と同行して、静岡ダルクに相談に行きました。


事前に施設長に連絡&予約をしてから行きました。


施設の前では数名の入寮者の方がダルクの大事な車を洗車していました。
暑い中ピカピカに仕上げます。


その後室内ではミーティングが始まった様子です。


二組のご家族はそれぞれ別々でしたが2時間ほど話を聞き、そして質問もされていました。
時折言葉につまり涙があふれたり、丁寧な説明や励ましもしっかり聞きとめ、大きなため息を吐いてガッカリされたり。


ダルクという施設をどう想像されていたかはわかりませんが、色々感じて帰られたと思います。


ご家族が起こってしまった事実を真剣に受け止め、ダルクに相談に行くということは、とても前向きで本人の回復に繋がる大事な行動だと思います。


そして家族会に参加し続けることも大切です。


本人、ご家族、ダルク、家族会の連携が大切です。


静岡ダルクさま、長時間ありがとうございます。


感謝します。

祈り

昨日書いたお母さん、本日夕方訪ねて来られました。


聞けば聞くほど調子が悪くて辛そうです。
ぎりぎりのところで立っている様子です。
そんな息子さんを見て、親として母として葛藤されています。


そのお気持ちは痛いほどわかります。
薬物依存症者を抱えるご家族は全員理解できると思います。


踏ん張ってもらいたいです。


私は今日も祈ります。

チャンス

家族会の方の息子さん。


ここ2か月ほどずっと心配されていました。


そろそろ。。。
ぼちぼち。。。
何かが。。。


そんな先行きの心配が、少し本当の心配事に。


何かが起こるのは、家族にとって一番恐れていることですが、ここから何かが切り開けることのチャンスです!


家で震えているご本人。
家でじっと耐えているご家族。


私も祈ります。

分かち合い

先日仲間の方と時間を共にすることがありました。


コーヒー、ジュース、お菓子。


2人の口が忙しく動きます。
それにも増して会話がジェットコースターのように約60年のお互いの歴史を語り合いました。


我に振り返り、忘れていたことや辛すぎて記憶を消してしまったこと、恨み過ぎて未だ負のスパイラルから抜け出せないこと。


こんなにたくさん悲しいことがあったのを実感。


2人で大泣きして、もらい泣きして、うれし涙もちょっぴり。


辛さも分かち合うことで半分なったかも?と思えば気持ちも少し落ち着きますね。


4時間半。日も暮れました。


ありがとう。

昨日の静岡合同家族会の様子

おはようございます。


昨日の静岡合同家族会にご参加の皆様、お疲れ様でした。


最近参加されているビギナーの方がお二人いらっしゃいました。
まだ雰囲気に馴染めきれなかったり、居心地が良いとまでいかないと思いますが、参加されてお顔を見るだけで私はホッとします。


きっと家族会を必要としてるのかな?
本人のことを心配して頑張って来たのかな?
何か状況に変化があったのかな
お顔を見ながら色々と心の中をちょっと想像しています。


ゲスト講師がなかったので、私個人の話を昨日は1時間させて頂きました。
家族会に繋がったきっかけから、本人がダルクに入寮したこと、退寮して一般の会社で働いたこと、そして現在の状況。
この10年をじっくりと話しました。


私が家族会に参加した当初からいる仲間は半分くらいいらっしゃいます。
その仲間はずっとずっと私のことを支えてきてくれて、現在も寄り添って頂いています。


私の後に家族会に入った仲間も今ではお馴染みさんです。


10年を振り返りながら仲間の顔を1人1人見ながら話を進めましたが、涙がこぼれて言葉に詰まったり、思いっきり笑顔になったり大変でした。
自分でもその時を振り返って言葉にして仲間に伝えることの大切さや役割を感じました。
何故なら、私も先行く仲間の話を聞いたり助言してもらいながら今日まで踏ん張ってこられたからです。


10年経った今、当然ですが年をとりました。
しかし、辛いことや悲しいこと、思いがけない嬉しいことを経験し、10年前よりは少しだけ心が広くなり、人の痛みや悲しみに寄り添える人間になってきたような気がします。


自我自尊ですがお許しください。