先日の家族会で感じたことです。

あるご家族が本人の今後の事で悩まれていて、本人に対する心配・希望・願うことを話され、皆さんのお話やご意見や助言を・・・という流れでした。

参加者全員　一人一人の今までの経緯を話して頂きながら、家族としての想いや願うことを話されました。

時間はかかりましたが、それぞれの方が今までに聞いたことのない心情を言葉で発信されるシーンもあり、私は改めてそれぞれのご家庭の大変さや家族として本人の回復を望む容を聞けたことに感動しました。

家族会での自己紹介や今までの経過において、ほとんど同じ内容を繰り返しお話しますが、その都度内容が更新されます。

それは　本人の状況が日々変化することに伴い、その家族の心境も激変することもあるからだと思います。

それに加えて本人の状況はさほど変化がなくても、家族会に継続参加することによって他メンバーの話を聞き　助言されたり助言したり。
その中で少しずつ対応の仕方が変わっていったり、気持の持ちようが変わっていくからではないでしょうか？

勿論、良い方向にばかり進むとは限りませんね。
何がどうしたのか？悪い方向に進んでしまうことも多々あります。

家族会に通い続けるということは、けして楽なことでも安易なことでもありません。
ご家庭の時間的な事情や、金銭的な問題もあります。
そして長い年月が経つと体力的な問題も出てきます。

仕事の都合
同居家族の介護の都合

これも深刻な問題です。

難しい問題ではありますが、その時々で何を最優先するかということを見極めることも大切なことではないでしょうか？

それによって何かが犠牲になってしまったりすることもありますが、一時的に時間を使うのも検討してみてはいかがでしょうか？

継続は力なり！